皆さんこんにちは。
東京都調布市を中心に、全国各地にて一般左官・特殊左官を軸に建築工事一式を幅広くおこなっている株式会社ワイズファクトリーです。
あなたは「左官職人」と聞いて何を想像しますか?
左官職人は、鏝(こて)という道具を巧みに使い、建物の壁や床、天井、塀などに漆喰やセメントを均一に塗り、美しく仕上げる職人のことを指します。
ただの塗り屋さんと思われがちですが、実はとても奥深い仕事なのです。
左官職人の仕事は唯一無二のやりがいがあり、また一生モノの技術を身につけることができる素晴らしい職業です。あなたの未来を一緒に築き上げるために、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
左官職人とは?
左官職人の仕事の核となるのは「塗り」という技術です。単に壁や床の表面を美しく整えるだけでなく、下地塗り、タイル貼り、外壁の補修、エントランスの模様付けなど、実に多様な作業をこなします。これらがきれいに仕上がるためには、長年の経験と磨き上げられた技術が欠かせません。だからこそ、左官職人はアーティストとも呼ばれるのです。
また、近年では、漆喰や珪藻土などの自然素材を用いる塗り壁が注目されています。これらの素材は、消臭や調湿、殺菌効果が期待でき、特に感染症対策の観点からも評価されています。自然素材の特性を活かした左官技術は、室内空間をさらに快適で健康的なものにしてくれるのです。
もし「自分には無理...」と思っているなら、その心配は無用です。左官職人としての技術は時間をかけて身につけていくもの。若いうちから始めることは多くのメリットがあるのです。
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なぜ若いうちに始めるべきなのか?
年齢を重ねるごとに新しいことを始めるのは難しくなりますよね。でも、若いうちに始めることには多くの利点があります。
体のしなやかさを活かせる
一般的な左官職人になるまでには、およそ5年かかると言われています。その理由の一つに、左官職の作業で求められる高度な技術があります。特に、手首の使い方やしなりが非常に大きな役割を果たすのです。
左官の作業では、利き手で左官鏝(さかんごて)を持ち、反対の手で材料を載せた鏝板を持つのが基本です。材料をすくう際には、鏝の縁を使って慎重にすくいます。このとき、鏝を握る手首のしなりや使い方が適切でないと、均等に材料を鏝に乗せることや手首のスナップを効かせて美しく塗ることが難しくなります。
多くの経験を早いうちから積める
また、若いうちに左官職人としてのキャリアをスタートさせると、その分だけ早く多くの経験を積むことができます。左官の技術は一日にして成らず。日々の努力と練習がそのスキルを高めます。若い頃から始めることで、その集積が大きくなり、早く一流の職人になることができるのです。
つまり、若いうちに左官職人としてのキャリアをスタートさせることで、多くの面で大きなメリットを感じることができるんです。
中卒でも左官に挑戦できる理由
「中卒だから左官職人なんて無理かも...」なんて思っていませんか?そんなことありません!学歴なんて関係なく、誰でも挑戦できるのが左官職の魅力なんです。学歴よりも大切なのは、やる気と技術。だから中卒でも全然問題ないんですよ。
職人は実力主義の世界
職人の世界では学歴よりも実力が評価されます。お客様や現場の上司が見ているのは、あなたの仕事の成果です。きちんとした施工ができるようになれば、それだけで評価されるんです。だからこそ、年齢は関係なく十分活躍できる場があるのです。
経験次第で早くから稼げる
左官職人は現場での経験が非常に重要です。現場で実際にやってみることが何倍も大事。それこそが左官技術を身につける最短ルートです。経験を積むことで、自然と技術が身につき、一人前の職人になることができるのです。
その経験次第で自身の収入を増やすこともできます。お金はあなたの技術が認められた証拠でもあるのです。ワイズファクトリーでは一人前の左官職人として認められると、年収は約600万円に達することが多いです。そして、その後も自身のスキルや技術に応じて収入はさらに増加していきます。
一人前の左官職人になるためには?
参考:施工事例「東京都 コーポラティブハウス 左官工事」
さて、左官職人になるために具体的には何をすればいいのでしょうか?興味を持ってくれた方に向けて、ここではそのステップを詳しく紹介していきますね。
左官を知る
まずは、左官職人の基本的な知識を学ぶことから始めましょう。本やインターネットで基本的な情報を集めるのはもちろんですが、一番肌で左官を感じるためには現場を見学することが良いです。どんな作業をしているのか、自分の目で見ることはとても大切です。
また、面接に臨む際は、正直な気持ちを伝えましょう。「中卒だから...」と思わず、やる気や意欲をアピールしてください。左官業界は、何よりも意欲を重視する傾向があります。あなたのやる気を伝えることで、相手にもその熱意が伝わるはずです。
見習い期間
就職が決まったら、次は見習い期間です。最初は見習いとして先輩職人の指導を受けながら、少しずつ技術を身につけていきます。ワイズファクトリーでは、オフィスにある塗り壁を使ってトレーニングを行います。経験豊富な先輩スタッフが一から丁寧に指導しますので、未経験の方でも安心して始められます。
現場経験を積む
次のステップは、現場での実践経験を積むことです。一般左官工事に携わり、基本的な技術を磨いていきます。約5年間の修行期間を通じて、一人前の左官職人として必要なスキルを身につけていきましょう。
一人前の左官職人
経験と修行を経て、初めて自由に活躍できる一人前の左官職人になれます。長い道のりに感じるかもしれませんが、その頃には一生モノの技術が身についているはずです。身に付けたスキルと経験を活かして、さまざまな現場で自信を持って仕事ができるようになるでしょう。
それでも急に働くのは怖い...
ここまで左官について紹介してきましたが、新しい仕事に挑戦するのってやっぱり不安ですよね。特に左官職人のような専門職は、急に現場に出て働くのが怖いと感じるかもしれません。
礼儀をしっかりする
新しい仕事を始める時、誰しも「ちゃんとできるかな…」という不安を感じるものです。左官職人の仕事も例外ではありません。しかし、最初から全ての技術を完璧にこなす必要は全くありません。むしろ、初めての仕事でできないことがあってもそれは当たり前なのです。まずは技術よりも、基本的な礼儀を習得することが大切です。
技術は経験を積むことで自然と身に付きますが、挨拶や返事といった基本的な礼儀は即座に実行できるものです。まずはそこから始めてみてください。技術の上達はその後についてきます。
見習い期間で仕事を教えてもらう
左官職人として働く際、多くの会社では見習い期間を設けています。この見習い期間は、実際に現場での作業を体験しながら、基礎的な技術を学ぶための時間です。いきなり一人で作業を任されることはありませんし、経験豊富な先輩がそばにいてサポートしてくれるので安心です。
先輩たちも同じ道を歩んできたので、あなたの気持ちをよく理解しています。わからないことや疑問に思ったことは、素直に質問しましょう。親切に教えてくれるはずです。
代表も左官を始めたのは15歳から?
弊社代表も、実は15歳の時に左官の仕事を始めました。当時はまだ若く、仕事のすべてが新しくて不安でいっぱいだったと言います。しかし、左官の面白さにのめり込み、やがて一人前の左官職人へと成長していきました。
初めは難しいと感じることも多いかもしれませんが、重要なのは「続けること」です。最初は誰もが初心者であり、一人前になるには時間がかかります。しかし、地道な取り組みや、つちかった技術力が結果へと身を結ぶのです。あなたの努力を信じて、共に成長できることを楽しみにしています。
【代表インタビュー①】「自分が経営者だったら、働く子たちに給料をしっかりフィードバックしたい」代表取締役齋藤が想う左官工事の魅力とは
【代表インタビュー②】「左官って自由。到達点がないから、常に先を追い求めることができる。」代表取締役齋藤が考える左官の可能性と未来とは?
■未経験から左官職人になれるワイズファクトリーとは?
株式会社ワイズファクトリーは、全国で一般的な左官から特殊な左官まで幅広く対応し、未経験から多くの左官職人を育てている会社です。現在、左官職人として一緒に働いてくれる仲間を大募集しています。
研修は、一人前の左官職人を育てるために考え抜かれたものであり、技術を磨くために必要不可欠な内容を組み込んでおります。左官の仕事は、日々の努力や探求が欠かせないため、弊社では「躍進し続ける」をテーマに技術を磨き続けております。勤務時間の他に、昼食と午前・午後で計2時間の休憩があり、1日7時間労働です。基本的に土日休みであるのに加え、GWやお盆、年末年始の休みも気兼ねなく取れるので、家族との時間をしっかり確保できます。年3 回の賞与もあり、安心して働ける環境です。経験者の方は給与にしっかり反映しますので、これまでの経験をお伝えください。
左官の仕事に興味がある方・手に職をつけたい方は、ぜひ弊社へお気軽にご連絡ください。左官という伝統技術を継承しながらセンスを磨き、お客様の理想を一緒にかなえていきましょう。