皆さんこんにちは。東京都三鷹市調布市周辺で、左官工事をメインに手掛けている株式会社ワイズファクトリーです。
左官職人は高度な技術を必要とする、いわば「職人の中の職人」です。
「左官職人になりたいけど、未経験じゃ無理だろうな」と諦めてしまう方もいるかもしれません。しかし、実は未経験からでも始めやすい仕事です。
今活躍している多くの左官職人が、未経験から見習いとして働き始め、一人前になっています。
この記事では、左官職人は未経験でもなれるのか、見習工から職人になるまでの流れ、キャリアアップの仕方についてもご紹介します。左官職人に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
■左官職人は難しい?
左官職人は、見習いから始め、長い時間をかけて技術を習得してやっと一人前といわれます。職人の世界は厳しいというイメージから、興味はあってもハードルが高いと感じる方は多いでしょう。
しかし、左官職人は未経験からでも始められる仕事です。
左官の仕事をするのに特別な免許や資格、学歴は求められません。
建設業に関わったことがない方や、左官の知識を何も知らないという方が、技術を磨いて左官職人になります。そのため、初めてでも馴染みやすい雰囲気が特徴の業界です。
左官職人として就業したら、始めはベテランの先輩につき、見習いとして技術を習得していきます。
コテを入れる方向や力加減、動かし方などは、現場で実際にやってみなければ身につきません。左官職人として一人前になるには、およそ4年〜10年の修行が必要です。
左官の見習い期間に大事な能力といえば、先輩の仕事ぶりからコツを掴む洞察力と、ひとつのことに打ち込む集中力です。
未経験から左官職人になる場合、研修制度がしっかりしている企業で働くことで、着実に技術を身に付けていけます。
■見習工から職人までのキャリアステップ
未経験から左官職人としてのキャリアを積む場合、はじめは見習工として就業します。
ワイズファクトリーでは、3ヶ月の試用期間から約10年をかけて一人前の左官職人になれるよう研修内容を組み、未経験でも入社しやすい環境を整備しています。
3ヶ月の試用期間では、オフィスにある塗り壁で自由にトレーニングができます。先輩スタッフが一から丁寧に指導するので、自分でもどんどん練習すれば体が動きに慣れていきます。
試用期間を終えたら、約5年間は一般左官工事をメインに担当していただきます。この時期に資格取得の準備を行うと、実践と学習の両面から知識を習得できるので効果的です。資格取得へのサポートは、会社が全力で行います。
左官職人6年目を目処に、技術の習得度に応じて仕上げ塗りもお願いしていきます。仕上げ塗りは特殊左官と呼ばれる難しい工程です。
こうしてワイズファクトリーでは、約10年をかけ、未経験の方も一人前の職人に育てていきます。左官の技術は習得すれば一生モノです。
研修制度のしっかりした会社に入社することで、効率よくキャリアアップできます。
■意外と知らない。左官職人としてのキャリア
技術職である左官職人は、どのようにキャリアアップするのでしょうか?
経験年数を積めば、仕事の幅も広がっていきますが、早くキャリアアップしたい場合や左官職人としてのスキルや技術力を証明したい場合には、資格取得がおすすめです。
なかでも「左官技能士」という資格は、取得しておく必要があります。
左官技能士は、左官職人として一定水準のスキルがあることを認定する資格です。3級から1級まで3段階のレベルが存在します。
2級と1級の違いは、受験資格と実技試験の内容です。
受験資格でみると、2級は2年以上の実務経験が必要なのに対し、1級は7年以上の実務経験と一気にハードルが上がります。
左官技能士の資格を取得するメリットは、顧客に信頼や安心感を与えられることです。
厚生労働省が管轄している認知度のある資格で、一定水準以上の経験・知識・技術が証明されるので、初めての依頼でも安心して任せられます。一人親方として独立してからも仕事を得やすいでしょう。
建設会社や工務店によっては、資格手当を支給しているところも多いので、収入アップにつながります。
■左官屋さんに向いている人はどんな人?特徴や適性について説明します。
左官職人に興味はあっても、自分が向いているのかどうかわからない方も多いと思います。
ここでは、左官屋さんに向いている人の特徴や適性をお伝えします。
・技術向上にやりがいを感じられる人
左官は、建設業の中でも特に専門的で、高い技術を必要とする仕事です。
床や壁を均一に塗るだけでもかなりハイレベルですが、でこぼこや複雑な模様をつけたり、水はけをよくするために微妙な傾斜をつけたりもします。
これらはすべて手作業で、職人の技術が試されるところです。
左官が身につける技術は多くあり、漆喰壁だけをとっても「ハケ仕上げ」や「コテ波仕上げ」など、いくつもの技法があります。
技術向上を苦にせず、やりがいや喜びを感じられる人が左官に向いているでしょう。
・粘り強く、忍耐力のある性格の人
左官の仕事は、コツコツと単純作業を続けられる粘り強さや忍耐力も必要です。
どちらかというと、外交的な人よりも、内向的で自分自身と向き合うのが好きな性格の人が向いています。
左官の仕事は、デスクワークや会議、営業など、さまざまな業務を行う会社員とは違い、1日のほとんどを現場仕事に費やします。
現場仕事は、材料を練ったり壁に塗り広げたりといった反復作業がほとんどです。
それらの作業を黙々と続け、技術向上に努められる忍耐力は、左官にとって必須といっても過言ではありません。
・自分のセンスを活かしたい人
左官の仕事は、建築の工程の中でも仕上げ作業を任されることが多くあります。
鏝を使って壁にどんな表情を描くか、どのように仕上げるかは職人自身のセンスや技量が大きく影響するところです。
仕上がった壁は、それから長い間、その家に住む人や通りがかりの人の目に触れていきます。
自分の感性や芸術的なセンスを活かしたい人は左官に向いているでしょう。
ベテランの職人の中には、手がけた壁が建築の枠を超えてアートとして評価され、海外で個展を開いた人もいます。近頃では、美大出身の左官職人も増えているようです。
左官は、芸術的センスが活かせる仕事として密かに注目を浴びています。
■未経験から左官職人になれるワイズファクトリーとは?
株式会社ワイズファクトリーでは、左官職人として一緒に働いてくれる仲間を大募集しています。私たちは、一般的な左官から特殊な左官まで幅広く対応し、未経験から多くの左官職人を育てている会社です。
研修内容は、どれも一人前の左官職人になるために考え抜かれたものです。左官の仕事は、日々の努力や探求が欠かせません。私たちは「躍進し続ける」をテーマに、技術を磨き続けています。
勤務時間は8時〜17時で、昼食と午前・午後に合わせて2時間の休憩をとり、1日7時間労働です。
基本的に土日休みで、GWやお盆、年末年始の休みも気兼ねなく取れるので、家族との時間をしっかり確保できます。福利厚生や年3回の賞与もあり、安心して働ける環境です。
経験者の方は給与にしっかり反映します。
建設業界で手に職をつけたい方、今のキャリアに悩んでいる方は、ぜひワイズファクトリーにお気軽にご連絡ください。
左官という伝統技術を継承しながらセンスを磨き、お客様の理想を一緒にかなえていきましょう。