参照元:施工事例「東京都 新築個人宅 外装左官」より
皆さんこんにちは!東京都調布市を中心に全国各地にて一般左官、特殊左官を軸に建築工事一式を幅広くおこなっている株式会社ワイズファクトリーです。
「左官」という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような仕事をしているのかあまりイメージがわかない人もいるでしょう。実はひとくちに左官といってもその仕事内容は幅広く、担当する施工内容の違いに応じてさらに「一般左官」と「特殊左官」に分けられます。
今回は特殊左官について、一般左官との違いややりがい、魅力についてご紹介します。
■一般左官、特殊左官って何?違いはある?
参照元:施工事例「東京都 個人宅 内装・外装」より
左官工事とは、主に建築物の壁や床、天井などの下地づくりや塗装などをおこなう工事のことで、大きく分けて「一般左官」と「特殊左官」の2種類があります。ここではそれぞれの特徴についてご紹介します。
・一般左官とは
一般左官工事は、土やモルタルなどの素材を使用して建築物の基礎や下地、床、壁などを塗ったり、砂壁や漆喰などの仕上げ材を使用して壁や天井、土間の表面などの仕上げをしたりする工事です。左官工事というと建築物の表面部分を仕上げるイメージが強いかもしれませんが、実際には下地づくりの作業を多く担当しています。
また、サッシの周りにモルタルを詰めたり、コンクリート打ち放しの壁や床、ガレージなどの土間打ちの施工をしたりもします。
・特殊左官とは
特殊左官工事とは、モルタルなどを使用して、タイル調や石調、木目調などさまざまな形を成形・造形する工事です。デザイン性を重視した仕上げをするのが特徴で、お客様のイメージや要望に合わせてオーダーメイドで施工します。
たとえばモルタル造形は、壁面などにモルタルを塗りつけて、固まるまでの間にコテなどさまざまな道具を使って模様の凹凸をつくります。決まった形あるわけではないので、自由度が高いのが最大の特徴といえるでしょう。
特殊左官工事は、アパレルショップや飲食店などの店舗、テーマパークなど、華やかさや独創性が求められる場所でもよく使用されています。
・一般左官と特殊左官の違いとは
一般左官は建築物の壁や床などの下地や表面の仕上げをおこなう工事であるのに対し、特殊左官はデザイン性を重視し美観に優れた壁や床を仕上げる工事であるのが大きな違いです。求められる仕上がりや役割に違いがあるものの、どちらも建築物には欠かせない役割を担っています。
■特殊左官の魅力は?
参照元:施工事例「山梨県 店舗 漆喰磨き(応援施工)」より
デザイン性を重視した仕上がりが求められる特殊左官工事には、「特殊左官工事は形としても記憶としても残る」「特殊左官工事独自の専門技術が身につく」「特殊左官工事は自身の創造力やセンスを生かせる」などの魅力があります。ここではそれぞれの魅力について解説します。
・特殊左官工事は形としても記憶としても残る
特殊左官工事はお客様のイメージに応じてデザイン性のある仕上げをするため、形としてはもちろん、見た人の記憶にも残りやすい独創性のある仕上がりが魅力です。デザインはもちろん使用する材料の色や質感によっても見た目の印象を大きく左右するため、完成したものにはひとつとして同じものはなく、オリジナリティのある仕上がりになります。
自身が手掛けたものをお客様に喜んでもらえるのはもちろん、オリジナリティのあるものに仕上げたり、見た人の記憶に残るようなものに仕上げたりすることは、職人として大きな喜びにつながるでしょう。
・特殊左官工事独自の専門技術が身につく
特殊左官工事には、一般的な左官技術に加えてより専門的で特殊な技術や知識が必要になります。デザイン性を重視する施工をおこなうためには、材料を適切に扱うための知識や高度な技術が欠かせません。
たとえば室内専用の高機能な塗り壁材である「NSシュークル」は、天然素材を原料とした健康に優しい漆喰で、抗菌効果や消臭効果、調湿効果、耐火性などさまざまな効果が期待できるものの、その効果を最大限に発揮できるようにするには正しい施工方法や仕上げ技術が求められます。また、ライセンス素材で限られた技術を有した左官職人にしか扱えない「デコリエ」は、さまざまな場所で使用でき、顔料を混ぜ様々な色を表現できる反面、ムラなく美しい仕上がりに施工するためには熟練の技術が必要です。
特殊左官工事独自の専門技術は習得が難しく、職人の技術によって仕上がりにも大きく差が出ます。常に新しい知識や技術を学び、自身のスキルを向上させることが求められますが、特殊左官としての技術を身につければ職人として一生活躍できるといわれてるくらい、専門性の高い仕事です。
・特殊左官工事は自身の創造力やセンスを生かせる
特殊左官工事は、お客様のイメージや要望を形にするために、確かな技術力はもちろん、創造力やセンスが必要です。仕上がりの見本や決まった形があるわけではないので、お客様が思い描いたものを実現するためには自身の美的感覚をもとに色や質感、模様の凹凸の加減などを調整していく必要があります。
特殊左官工事は絵画や彫刻の作品づくりのように芸術的センスを生かして作業をするのが大きな特徴であり、やりがいであるといえるでしょう。
■株式会社ワイズファクトリーでは一流左官職人を目指す方を大募集中!
「素材」や「工法」だけではなく、「施工箇所の状態」など、左官職人に求められる知識や技術は多岐に渡ります。いきなりすべてを覚えて施工するなんて、正直誰にもできません。
左官職人は他の職人よりも修業期間が長いといわれるのは、この「素材の特徴」「施工場所の特徴」などを踏まえて適切な「素材の調整」をおこなわなければならず、そのためには「経験」と「知識」が必要になってくるからです。
株式会社ワイズファクトリーでは、「じっくり腰を据えて」「一生モノのスキル」を身に付けていきたい方を大募集しております。さまざまな「素材」や「工法」に関する知識や「技術」を身に付けるのは大変な部分もありますが、前向きに頑張る方へのバックアップは惜しみません。
研修内容は、どれも一人前の左官職人になるために考え抜かれたものです。左官の仕事は、日々の努力や探求が欠かせません。私たちは「躍進し続ける」をテーマに、技術を磨き続けています。
勤務時間は8時〜17時で、昼食と午前・午後に合わせて2時間の休憩をとり、1日7時間労働です。基本的に土日休みで、GWやお盆、年末年始の休みも気兼ねなく取れるので、家族との時間をしっかり確保できます。福利厚生も充実しており、年3回の賞与もあるため安心して働ける環境です。また、経験者の方は給与にしっかり反映いたします。
建設業界で手に職をつけたい方、今のキャリアに悩んでいる方は、ぜひワイズファクトリーにお気軽にご連絡ください。左官という伝統技術を継承しながらセンスを磨き、お客様の理想を一緒にかなえていきましょう。
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