犬や猫などペットの臭い対策をするには?動物にも優しいオススメの壁料をご紹介!

皆さん、こんにちは。 東京都調布市を拠点に、全国で左官工事を手掛けている株式会社ワイズファクトリーです。


犬や猫のペットは、毎日かわいい姿を見せてくれる癒しの存在です。しかし、どうしても気になってしまうのが「ペット臭」ではないでしょうか。


外出先から帰宅したときに「あれ?なんか臭い」と思った経験は、一度や二度ではないはずです。犬や猫の体臭はシャンプーだけでは取り切ることが難しく、臭いが心配で家にお客さまを呼べないとお悩みの方も多いと思います。


そこで新たに提案したいのが、天然素材の塗り壁です。


この記事では、ペットのいるお家に塗り壁がオススメの理由から、壁材ごとの特徴までご紹介していきます。

ペット臭にお悩みの方や、持ち物件をペットが飼育可能な物件へリノベーションしたいオーナー様はぜひ注目してご覧ください。



■そもそも「ペット臭」とはどんなものなのか?



犬や猫のペット臭にはさまざまなものがありますが、その大半を占めるのが「体臭」「口臭」「糞尿のアンモニア臭」の3つです。

ここでは、ペット臭となる3つ原因について詳しくみていきます。


・体臭によるもの


犬の体臭の原因となるのは、フェロモンを出すアポクリン腺が全身にあることです。人間のように滴が見えるような汗はかきませんが、脂っぽいじんわりとした汗が出ます。体が大きいほどアポクリン腺の数が多くなるため、小型犬よりも大型犬の方が強い臭いを発します。

犬にも人間と同じく加齢臭があり、年齢を重ねることで体臭が強くなることもあるようです。

一方猫はというと、体臭といったものはほとんど気になりません。一日に何度も毛繕いする習性が、その要因といえます。

しかし、毛の長い猫などは夏場の湿気で蒸れたり、肛門周りの毛に便がついたりして臭うことがあります。


・口臭によるもの


犬や猫といったペットの口臭の原因となるのは、歯についた歯垢や歯石などです。

もともと犬の歯は、人間よりも歯垢や歯石がつきやすい構造をしており、食べ物を口にしてから数時間で歯垢が、3〜5日で歯石ができます。

さらに、歯周病や口内炎などにかかると口臭が強くなるので注意しましょう。口の中がきれいであっても口臭が気になる場合は、一度動物病院で診てもらうことをオススメします。

また、口の周りの毛についた食べ物のカスや食べこぼし、よだれも口臭の原因となります。


・トイレによるもの


ペット臭で特に気になるのは、おしっこやうんちなどトイレによるものです。腸内で発生したガスや未消化の食べ物を含んだアンモニア臭が、夏場の湿気がある時期には特に臭います。

腸内環境が悪化すると臭いが強くなることもあるため、人間と同じくペットにとっても排泄物は健康のバロメーターです。

最近では、犬でも室内のトイレで排泄させることがマナーとなっているため、以前よりもトイレによる臭いが気になるというご家庭が増えてきました。


たとえトイレシーツを敷いていても、周りの壁や床に飛び散っていれば臭いが発生します。おしっこを踏んだ足で部屋中を歩き回ることも、臭いを広げてしまう要因といえるでしょう。




■ペットの臭い対策には「塗り壁」がオススメです!


参照:施工事例(東京都 H様邸 左官工事)1階2階の壁面を「本漆喰鏝ラフ仕上げ」を行いました。


私たち人間からすると気になるペットの臭いですが、犬は自分の臭いで縄張りを判断します。自分の臭いがする場所では安心する生き物なので、家の中を過剰に消臭したり、犬を洗いすぎたりすることはオススメできません。


どうしても臭いが取れない場合は、部屋全体に臭いが染み付いている可能性が考えられます。


そこでオススメの臭い対策が「塗り壁」です。


塗り壁は漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)など自然素材を使った仕上げ材で、湿度の調整や臭いの吸着など、さまざまなメリットがあります。

ここでは、塗り壁にオススメの材料についてみていきます。


・ 漆喰


白くて趣のある見た目が人気の漆喰(しっくい)は、耐火性や調湿性能に優れ、抗菌・抗ウイルス性が期待できる壁材です。

漆喰の原料はサンゴ礁が地上に隆起してできた消石灰で、これにつなぎとして糊やスサなどを加えます。


漆喰が生み出されたのは平安時代。もともとは耐火性が注目され、建物を火災から守るために使われていました。しかし耐火性よりも見た目の美しさが人気となり、貴族の屋敷や城壁に使われるようになったとされています。


漆喰がもつ調湿性能によって、おしっこやうんちのアンモニア臭は湿気と一緒に吸収・排出されます。ただし、昔は壁自体が土壁だったために調湿性能に優れていましたが、今はほとんどが石灰ボードで、その上にほんの数ミリ程度漆喰を塗っているだけです。そのため、調湿性能はそれほど期待できないとする意見もあります。


・珪藻土


実は調湿性能でいうと、漆喰より珪藻土の方に軍配があります。

珪藻土というのは、水中に生息するプランクトンや珪藻が長い年月をかけて化石化し、泥土となったものです。スポンジのように非常に小さい穴が無数に開いている多孔質の土で、その穴が湿度の調節や臭いの吸着に効果を発揮します。


最近では、珪藻土の吸水性・調湿性に着目したバスマットも販売されるようになりました。


・ゼオライト


ゼオライトとは珪藻土と同じく多孔質の天然硬質鉱石で、主成分は胃薬にもよく使われるアミノ酸珪酸塩です。ギリシャ語の【zeo=沸騰する lithos=理石】から、ゼオライトと呼ばれています。

粘土鉱物の一種であり、世界各地で天然のゼオライトが産出されていますが、多くが人工的に合成されたものです。


ゼオライトの特徴は、穴の直径が0.2〜1.0mm程度と非常に小さいため、それよりも大きな分子は通さない「分子ふるい作用」を持っていること。これにより、脱臭効果や土壌・水質の改善が期待できるほか、家畜の餌に混ぜて整腸作用を促すこともできます。




■天然素材を使用した塗り壁は人にも動物にも優しい



天然素材の塗り壁は、室内の湿度調整をしたり脱臭したりと、天然の空気清浄機のような役割を果たしてくれます。嫌な臭いや花粉などを吸着するので、アレルギー対策にも効果的です。

なにより職人の手作業で塗られた塗り壁は、美しく自然な風合いで心を癒してくれます。

塗り壁のデメリットは手作業で仕上げるため、壁紙やクロスより高額になること。そして、吸水性が高いことが仇となって汚れがつきやすいことです。

汚れがついた場合は、小さなキズであれば自分たちで修復できます。ひどい汚れであれば重ね塗りで対応できるので、それほど大きな問題ではありません。

高温多湿な日本において、湿度の調整ができる塗り壁を選ぶことは、人にも動物にも優しい住空間をつくることにつながります。




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施工実績


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