【従業員インタビュー①】「続けることで技術は磨かれる」――未経験から始めた親松恭平さんの左官職人としての誇りと挑戦

入社11年目の親松恭平さんが語るのは、左官職人としての挑戦と成長。

「未経験でも大丈夫なのか?」そんな不安を抱えながら飛び込んだ左官の世界。そこには、ただ壁を塗るだけではない奥深い技術と、続けることで得られる確かな成長がありました。職場では、高い技術を持つ職人たちと助け合いながら、多様な現場を経験。初めは苦労の連続でも、積み重ねることで自分の技術が形になる喜びを実感するようになったといいます。


「挑戦し、続けること。」――そんな親松さんの言葉から、左官の魅力と職人としての誇りが伝わってきます。



プロフィール

名前:親松恭平(おやまつ きょうへい)さん

年齢:35歳

左官を始めた年齢:24歳

前職:建築クリーニング




インタビュワ―:親松さん、本日はお時間いただきありがとうございます。左官を未経験から始めたとの事で、同じように未経験で左官に挑戦しようとしている方への参考になればと思います。


親松さん:よろしくお願いします!




【会社の文化・雰囲気について】


Q:ワイズファクトリーの社風や文化について、友人や家族に話したくなることってありますか?


やっぱり『仕事への意識の高さ』ですね。少人数でもクオリティの高い会社であり続けることがうちの会社の目標なのですが、目標通り、うちの職人はみんな意識が高くて、丁寧な仕事を徹底しています。左官の仕事って、ただ壁を塗るだけじゃなくて、仕上げによって 空間の雰囲気を大きく変えられるんです。そういった職人の手仕事の面白さを伝えたいですね。



Q:それだけ意識が高い環境だと、お互いに刺激を受けそうですね!代表は、どんな考えを大切にされているんですか?


『なんでもこなせる職人になれ』ですね。左官だけじゃなく、現場で求められる技術を幅広く身につけることを大事にしています。うちでは技術を身に付ける環境がしっかり整えてありますし、会議室が全面左官仕上げで塗壁の練習ができる倉庫もあります。未経験の方も技術を磨ける良い環境ですよね。




【社員・人間関係について】


Q:親松さんが入社して意外だったことだったり、仕事をしていて特に印象に残っている出来事はありますか?


思っていた以上に 仕事への意識が高い会社でした。左官の仕事は単純に『壁を塗る』だけだと思っていたんですけど、実際は仕上げの細かさや、素材の扱い方がすごく奥深い。職人としての技量が問われる仕事だと改めて感じました。出来事ではないのですが、『うまくなったな』って言われたときは嬉しかったですね。左官の仕事は、やった分だけ技術に反映されるので、そう言われると素直に嬉しいです。



Q:シンプルだけど、職人としての成長を認めてもらえるのは大きいですね。そうした技術の積み重ねを大切にする中で、どんな後輩が来ると一緒に働きやすいと感じますか?


「責任感がある人」ですね。技術は後からついてくるものなので、最初はうまくなくてもいい。ただ、仕事に対してちゃんと向き合える人と一緒にやりたいです。



Q:責任感は仕事をしていく上で大切なポイントですね!ちなみに、社内でムードメーカーといえばどなたですか?また、社内には仕事以外のことに熱中している人っていますか?


ムードメーカーは平良さんですね。飲み会とかになるとそれぞれの特徴を捉えているのでキャラの引き出され方がえぐいんです(笑)。場の空気を一気に変える力があるというか、気づいたらみんな笑ってますね。あと、仕事以外の事にに熱中しているのは飯島さんだと思います。仕事のときは冷静なんですけど、趣味の話になるといつもより熱くなる。何事もこだわるタイプです。



Q:他の方も個性があって楽しそうな雰囲気が伝わってきます!他の方で『この人はすごい』と感じたエピソードがあれば教えてください。


弊社の齋藤代表が黒磨きの大会で準優勝したことですね。黒磨きは、黒漆喰を何度も磨き上げ、鏡のような光沢を出す高度な左官技法です。技術もすごいですが、代表の左官を極めようとしている姿勢に感動した瞬間ですね。




【未経験で左官を始めた理由】


Q:親松さんはもともと左官に興味があったんですか?


いえ、なかったです(笑)。最初は先輩に誘われたのがきっかけですね。



Q:入社当初は、どのように技術を学ばれたんですか?


とにかく、見て、聞いて、やる。それを繰り返しました。でも、『昔ながらの職人の世界』みたいに『背中を見て覚えろ』って感じではなく、ちゃんと聞けるし、教えてもらえる環境があったのは大きかったですね。



Q:未経験でも教育してもらえる環境が整っているのは素晴らしいですね!現場に出たばかりの頃、特に大変だったことはありますか?


正直、最初の頃は辛いことが大半でした。特に資材運びとか、材料を練る作業は本当に大変で、体力的に全然続かなかったですね。でも、続けていくうちに慣れてきて、3年目くらいからやっと体力的な部分が気にならなくなりました。



Q:それの経験があるからこそ、今の親松さんがあるのですね。逆に、楽しいと感じる瞬間や、やりがいを感じる場面はありますか?


ありますよ。仕事をする中で、頭の中で『こんな仕上がりにしたいな』っていうイメージが湧くんですけど、それがそのまま形になったときは気持ちいいですね。あとは、昔の自分と比べて『こんなこともできるようになったんだ』と実感できる瞬間が、すごく嬉しいです。




【これから左官を始めようとしている方へ】


Q:職人として一つのことを極めようとすると、辛いことや思い通りにいかないこともあると思います。そんなとき、親松さんはどう乗り越えましたか?


続けること。それが一番大事ですね。どんな仕事でもそうかもしれませんが、辞めてしまったらそれまでだと考えています。技術を身につけるって、結局は続けた人が勝つんだと思います。



Q:辞めてしまったらそれまで。今の私にも必要な言葉ですね。未経験で左官に挑戦しようとしている方へ、何かアドバイスはありますか?


やってみよう、続けてみようっていう『チャレンジ精神』が大事ですね。自分がここまで続けられたのも、その精神があったからだと思います。技術は一朝一夕で身につくものじゃないけど、続けることで確実に成長できる。だから、まずは『やってみる』こと、これマジ大事です。



Q:ありがとうございます。最後にワイズファクトリーについて『これだけは知ってほしい!』ということがあれば教えてください!


仕事への意識が高く、細かい気遣いができる会社だという点です。現場ではもちろん、日々の業務の中でも一人ひとりが周りをよく見て行動しています。そういった姿勢が、お客様からの信頼や現場でのスムーズな作業につながっていると感じますね。あと、社内のみんなが面白い(笑)。一緒に働いていて楽しいし、技術を学ぶ環境としても恵まれているなと感じます。



インタビュワ―:技術をしっかり磨ける環境が整っているというのは、職人を目指す人にとっては大きな魅力ですね。お話を聞いて、ワイズファクトリーのこだわりや職人としての誇りがすごく伝わってきました。ありがとうございました!




まとめ

親松さんのインタビューを通じて、「続けること」と「挑戦すること」の大切さが伝わってきました。職人としての道は決して平坦ではありませんが、努力を積み重ねることで確かな技術が身につき、成長を実感できる瞬間があります。「うまくなった」という言葉に励まされ、さらに高みを目指す親松さんの姿勢は、後輩や同僚にも良い刺激を与えていることでしょう。未経験からでも飛び込む勇気さえあれば、職人としての道は拓かれる。ワイズファクトリーは、伝統を大切にしながらも新しい挑戦を続ける会社です。その姿勢が、左官業界の未来を明るく照らしていくはずです。




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株式会社ワイズファクトリーは、全国で一般的な左官から特殊な左官まで幅広く対応し、未経験から多くの左官職人を育てている会社です。現在、左官職人として一緒に働いてくれる仲間を大募集しています。


研修は、一人前の左官職人を育てるために考え抜かれたものであり、技術を磨くために必要不可欠な内容を組み込んでおります。左官の仕事は、日々の努力や探求が欠かせないため、弊社では「躍進し続ける」をテーマに技術を磨き続けております。勤務時間の他に、昼食と午前・午後で計2時間の休憩があり、1日7時間労働です。基本的に土日休みであるのに加え、GWやお盆、年末年始の休みも気兼ねなく取れるので、家族との時間をしっかり確保できます。年3 回の賞与もあり、安心して働ける環境です。経験者の方は給与にしっかり反映しますので、これまでの経験をお伝えください。


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