『仕上げの仕事がしたい』という気持ちを胸に、ワイズファクトリーの門を叩いた石川友生さん。現場経験はあるものの転職活動で当初は不安もありましたが、温かい職場の雰囲気と先輩方の丁寧な指導に支えられ、着実に成長を遂げています。今回は、そんな石川さんに『安心して挑戦できる理由』や、仕事の魅力、未来への目標についてお話を伺いました。若手だからこそ感じるリアルな声から、職場の雰囲気ややりがい、そして『挑戦する価値』を見つけていただければと思います。
プロフィール
名前:石川 友生様(いしかわ ともき)さん
年齢:25歳
左官を始めた年齢:21歳
前職:エレベーター工、左官職人
インタビュワ―:石川さん、今日はお時間いただきありがとうございます!お忙しい中ですが、いろいろお話を聞かせてください。
石川さん:こちらこそ、ありがとうございます。同じ悩みを抱いている求職者の方の支えになればと思います。
【会社の文化・雰囲気について】
Q:入社して1年目ということですが、まずは職場の雰囲気や文化について、友人や家族に話したくなることってありますか?
そうですね。まず、みんな本当に仲が良いです。現場では忙しいこともありますが、困ったときには自然と助け合う文化が根付いているんです。入社して間もない私でも安心して働ける雰囲気があって、それがすごく嬉しいです。
あとはやっぱり、職人の手仕事の美しさですね。特に仕上げ作業は技術の結晶だと思うので、そういう繊細な部分を見てもらいたいですし、実際に自分が繊細で難しい仕事を任され、少しずつでも挑戦できていることが誇りです。
Q:そういった職場環境があると、新しいことにも挑戦やすいですね!では、代表についてもお伺いします。普段どんな言葉をかけてくれるんですか?
代表はよく『素晴らしい』って言うんです。その言葉が、何気ないようで実はすごく大事だと思っていて。どんな小さなことでも褒めてくれるので、『もっと頑張ろう』という気持ちになります。
Q:シンプルな言葉だからこそ、重みがありますね。会社全体としての夢や目標について、石川さんが感じていることはありますか?
私自身は、いろいろな仕事を覚えて活躍することが目標です。会社全体としては、日本の伝統的な技術を守りつつ、これからも新しい挑戦を続けていくことが大きな夢なんだと思います。
【社員・人間関係について】
Q:入社前と入社後で感じたギャップはありますか?
前職もそうでしたが『職人の世界は険しい』と私は考えています。その考えから入社前はどこか身構えている所がありましたが、実際にはみんな優しくて、助けてくれるんです。それでいて、仕事に対しては熱心に取り組んでいるので、自分もそんな人になりたいと考えています。
Q:そういった先輩たちのサポートがあると、安心して働けますね。入社して最初に『すごい』と思った会社や先輩について教えてください。
最初に驚いたのは、先輩たちの鏝さばきの技術ですね。繊細な動きで、まるでアートを作っているように見えました。あと先輩の中には、土蔵や城の仕上げを担当した方がいて、その実績を聞いたときは驚きました。そんなすごい人たちと一緒に仕事ができるのは光栄です。仕上がった壁は本当に美しくて、自分もこうなりたいと思いました。
Q:そんな先輩方からかけられた、特に嬉しかった言葉はありますか?
はい、『素晴らしい』と言われたときが本当に嬉しかったです。その一言で『もっと頑張ろう』という気持ちになりました。
Q:その言葉が原動力になっているんですね。逆に、どんな後輩が入ってきたら嬉しいと思いますか?
やる気がある人ですね。技術は後からついてくるので、まずは一生懸命に取り組む姿勢があれば、きっと成長できると思います。
【左官を始めたきっかけ、転職について】
Q:左官を始める前は何をされていましたか?
エレベーターの工事をしていました。でも、ずっとこの仕事を続けていくのか、自分にはもっと合う仕事があるのではないかと考えるようになりました。
Q:異業種からの転職ですが、数多くの仕事がある中でなぜ左官を選んだのでしょうか?
もともと職人の仕事に興味があって、特に左官の仕事は楽しそうだと思ったんです。動画で職人さんの鏝捌きを見たときに、その技術の美しさに憧れましたし、自分の手掛けた仕事が形として一生残るのも魅力的でした。自分の努力が目に見えて残る仕事に、やりがいを感じられるんじゃないかと思いましたね。
Q:今回の転職活動は初めてですか?転職活動をする上で、不安に感じたことはありましたか?
転職活動は2回目ですね。エレベーター工事から転職したのが別の左官会社でした。やっぱり、この仕事が本当に自分に向いているのか、続けていけるのかは不安でした。職人の世界は厳しいと聞いていましたし、自分がその環境でやっていけるのかも考えました。
Q:やはり職人の世界には覚悟が必要になるのですね。左官を続けていく中で、ワイズファクトリーを選んだ理由を教えてください。
左官の仕事の中でも、特に繊細な仕上げ作業に魅力を感じていて、完成したときの達成感を味わいたかったんです。前職では下地作りが多かったので、ワイズファクトリーなら仕上げにしっかり携われると思い転職しました。
【同じように転職を考えている方へ】
Q:入社してから『自分が成長している』『社会の役に立っている』と実感する瞬間はどんな時ですか?
やっぱり、お客様から『この壁、素晴らしいね』と言われたときですね。直接感謝の言葉をいただけると、本当に嬉しいですし、自分の仕事が社会の役に立っていると実感できます。また、新しい材料を使いこなせるようになったときも成長を感じます。最初は思うようにいかず苦労しましたが、繰り返し練習を重ねることで少しずつ上達し、自分の技術が確実に向上しているのを実感できる瞬間は大きなやりがいにつながっています。
Q:一つ一つ成長を感じられるのも入社したての魅力ですね。石川さん自身、大切にしている信念や今後の目標はありますか?
『何事にも挑戦すること』を大切にしています。仕上げの仕事は繊細で難しいですが、新しい技術や材料に積極的に取り組むことで、より高いレベルの仕事ができるようになると思っています。挑戦を続けることが、仕上げの質を高める一番の近道だと感じていますし、日々腕を磨き、立派な職人になることが今後の目標です。ワイズファクトリーにはしっかり学べる環境が整っており、先輩方が手厚く指導してくれるので、自分もそんな先輩になれるよう、技術だけでなく人としても成長していきたいですね。
Q:そんな成長できる環境が整っているワイズファクトリーの『これだけは知ってほしい!』と思うポイントがあれば教えてください!
経験が浅い方や素人の方でも安心して挑戦できる環境が整っているところです。私自身、現場経験はありましたが、仕上げの仕事に関してはほとんど初めてで不安もありました。それでも先輩方が丁寧に教えてくださって、基礎的な技術からしっかりと学ぶことができました。
Q:では最後の質問です!今同じように「若くして転職を考えている方」に向けてアドバイスをお願いします!
自分のやりたいことをやった方がいいと思います。やりたいことをやらずに後悔するくらいなら、思い切って挑戦してみた方が絶対にいいです。最初は不安もありましたが、実際に転職してみて、自分のやりたかった仕上げの仕事に携われるようになったことで、『この道を選んでよかった』と感じています。もちろん、職人の世界は決して楽なものではありませんが、それ以上に達成感ややりがいがありますし、自分の手で作ったものが形として残るのは何にも代えがたい喜びです。もし迷っているなら、一歩踏み出してみることをおすすめします。
インタビュワー:職人の世界に飛び込み、挑戦を続ける姿勢がとても印象的でした。仕上げの仕事へのこだわりや、お客様からの言葉がやりがいにつながっているというお話もとても心に響きました。転職を考えている方にとって、今日のインタビューが大きなヒントになれば嬉しいです。本日は本当にありがとうございました!
まとめ
石川友生さんが職人の世界へ飛び込んだきっかけ、転職の不安、そしてワイズファクトリーでの成長についてお話を伺いました。厳しいといわれる職人の世界ですが、ワイズファクトリーでは助け合う文化が根付いており、未経験でも安心して挑戦できる環境が整っています。仕上げの仕事へのこだわりや、お客様からの言葉が大きなやりがいとなり、日々技術を磨き続けている姿が印象的でした。
「やりたいことに挑戦することが大切」という石川さんの言葉は、転職を考えている方にとって心強いメッセージになるでしょう。職人としての道を志す方は、ぜひワイズファクトリーで新たな一歩を踏み出してみてください。
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株式会社ワイズファクトリーは、全国で一般的な左官から特殊な左官まで幅広く対応し、未経験から多くの左官職人を育てている会社です。現在、左官職人として一緒に働いてくれる仲間を大募集しています。
研修は、一人前の左官職人を育てるために考え抜かれたものであり、技術を磨くために必要不可欠な内容を組み込んでおります。左官の仕事は、日々の努力や探求が欠かせないため、弊社では「躍進し続ける」をテーマに技術を磨き続けております。勤務時間の他に、昼食と午前・午後で計2時間の休憩があり、1日7時間労働です。基本的に土日休みであるのに加え、GWやお盆、年末年始の休みも気兼ねなく取れるので、家族との時間をしっかり確保できます。年3 回の賞与もあり、安心して働ける環境です。経験者の方は給与にしっかり反映しますので、これまでの経験をお伝えください。
左官の仕事に興味がある方・手に職をつけたい方は、ぜひ弊社へお気軽にご連絡ください。左官という伝統技術を継承しながらセンスを磨き、お客様の理想を一緒にかなえていきましょう。