【質感で印象を変える】店舗・オフィスを変えるジョリパット仕上げとは?左官の技術でつくる空間の表情

皆さん、こんにちは。

東京都三鷹市・調布市を拠点に、幅広く左官を手がけている株式会社ワイズファクトリーです。


店舗やオフィスの内装では、壁や什器の質感によって空間の印象が大きく変わります。

清潔感のある空間にしたい。

落ち着いた雰囲気を出したい。

既製品にはない手仕事の表情を取り入れたい。


そうした空間づくりで選ばれる仕上げ材のひとつが、ジョリパットです。


ジョリパットは、色やパターンの自由度が高く、コテやローラー、吹付などの施工方法によって仕上がりの雰囲気を変えられる塗り壁材です。外壁だけでなく、店舗内装やオフィス什器、カウンターまわりなど、空間の印象を左右する場所にも活用されています。


一方で、ジョリパット仕上げは材料を塗れば完成する単純な作業ではありません。下地の状態を確認し、仕上がりのイメージに合わせて道具を使い分け、現場の状況に合わせて表情を整えていく左官職人の技術が必要です。


この記事では、施工を検討している方にも、左官の仕事に興味がある方にも向けて、ジョリパット仕上げの特徴や店舗・オフィスで選ばれる理由、実際の活用シーン、そして仕上がりを支える左官職人の技術について紹介します。



【目次】

  1. ジョリパットとは?空間に表情をつくる塗り壁材
  2. 店舗・オフィスでジョリパット仕上げが選ばれる理由
  3. ジョリパット仕上げを支える左官職人の技術
  4. 店舗・オフィス空間で広がるジョリパット仕上げの使い方
  5. ジョリパット仕上げを依頼する前に確認したいこと
  6. ワイズファクトリーが手がける仕上げ左官の仕事
  7. まとめ




■ジョリパットとは?空間に表情をつくる塗り壁材

参考:ワイズファクトリー「山梨県 某ワイナリー 仕上げ左官工事」

壁:ジョリパット

カウンター:デコリエ


ジョリパットは、アイカ工業が展開する意匠性の高い塗り壁材です。外壁材として知られることも多いですが、仕上げの質感を活かして、内装や什器などにも使われています。


特徴は、仕上げパターンや色の選択肢が多いことです。たとえば、アイカ工業のジョリパットシリーズには、内外装に対応する製品や、外装向けに高耐候性を備えた製品など、用途に応じたラインナップがあります。なかでもジョリパットネオ∞ JQ-620は、パターン数は82パターン、カラー数は127色です。また、コテ、吹付、ローラーといった施工方法にも対応しています。


空間の雰囲気や用途に合わせて、落ち着いた印象、温かみのある印象、重厚感のある印象などを表現しやすい材料です。


また、ジョリパットは仕上げ方によって表情が変わります。同じ材料を使っても、塗り方や道具の動かし方、模様の出し方によって、仕上がりの印象は大きく変わります。


そのため、ジョリパット仕上げは単なる内装材の選定だけではなく、「どのような空間に見せたいか」「どのような質感を出したいか」を考えながら進める仕上げ工事です。


左官職人にとっても、ジョリパットは技術や感覚が仕上がりに反映されやすい材料です。下地を整え、材料を扱い、道具を使い分けながら、空間に合った表情をつくっていきます。


参考:アイカ工業株式会社「ジョリパットネオ∞ JQ-620」




■店舗・オフィスでジョリパット仕上げが選ばれる理由

店舗やオフィスでジョリパット仕上げが選ばれる理由は、見た目のデザイン性だけではありません。空間全体の印象を整えやすく、壁面だけでなく什器やカウンターまわりなどの仕上げにも活用されることがある点が大きな魅力です。



・空間の雰囲気に合わせて質感を変えられる

店舗内装では、壁やカウンターまわりの質感がそのままお店の印象につながります。


たとえば、飲食店であれば落ち着きや温かみ、物販店であればブランドイメージ、オフィスであれば清潔感や上質感など、空間に求められる雰囲気は現場によって異なります。


ジョリパットは、色や仕上げパターンを選びながら空間に合った質感をつくれるため、クロスや既製品だけでは出しにくい表情を出しやすい仕上げ材です。


また、左官仕上げならではの手仕事感も魅力です。均一すぎない自然な質感や、コテによる表情の違いは、空間に奥行きを与えます。仕上がりに人の手が入っていることが伝わるため、店舗やオフィスの印象づくりにもつながります。



・壁面だけでなく、什器やカウンターまわりの仕上げにも活用される

ジョリパット仕上げは、壁面だけでなく、什器やカウンターまわりなどの仕上げにも活用されることがあります。


ワイズファクトリーでは、オフィスのプランター什器にジョリパット仕上げを行った現場があります。空間の中に置かれる什器に左官仕上げを施すことで、壁や床、家具との調和を図りながら、オフィス全体の雰囲気を整えることができます。


左官工事というと、住宅の外壁や壁面をイメージされることもあります。しかし実際には、オフィス、店舗、什器、カウンターまわりなど、さまざまな場所で技術が活用されています。


また、この記事を読んで左官の仕事に興味を持った方にとっては、左官の仕事の幅を知るきっかけにもなります。壁を塗るだけではなく、人が働く場所や過ごす空間の一部を仕上げる仕事でもあるため、現場ごとに違う経験を積める面白さがあります。



・クロスでは出しにくい手仕事の質感を表現できる

クロスやパネルは、仕上がりが安定しやすく、施工スピードにも優れています。一方で、手仕事ならではの立体感や質感を出したい場合には、塗り壁材の良さが活きます。


ジョリパット仕上げでは、コテの動きや塗り厚、模様の出し方によって表情をつくれます。照明の当たり方によって陰影が出るため、空間に奥行きや印象の変化を生み出しやすい点も特徴です。


特に店舗では、壁の質感が写真や来店時の印象にも影響します。お店の世界観を大切にしたい場合や、内装にこだわりを出したい場合には、ジョリパットのような左官仕上げが選択肢になります。




■ジョリパット仕上げを支える左官職人の技術


ジョリパット仕上げの良さを引き出すには、材料の特徴だけでなく、職人の技術が欠かせません。


同じ材料を使っても、現場の下地、道具の使い方、塗り方、乾き方によって仕上がりは変わります。だからこそ、左官職人には、現場を見ながら判断し、仕上がりを整える力が求められます。



・下地の状態を見極める力

きれいな仕上がりをつくるには、表面を塗る前の下地づくりが重要です。


下地に不陸がある場合や、吸い込みの状態が均一でない場合、そのまま仕上げるとムラや仕上がりの差につながることがあります。塗る前に下地の状態を確認し、必要に応じて調整することで、仕上がりの品質を高めていきます。


これは、見た目には分かりにくい部分ですが、完成後の印象を大きく左右する作業です。左官職人の仕事は、表面に見える仕上げだけではなく、その前段階の準備にも技術が必要です。



・仕上がりに合わせて道具を使い分ける技術

ジョリパットは、コテ、ローラー、吹付など、施工方法によって仕上がりの表情が変わります。アイカ工業の製品情報でも、ジョリパットの施工方法としてコテ、吹付、ローラーが示されています。


どの道具を使うか、どのように動かすかによって、完成したときの質感は異なります。


たとえば、コテを使った仕上げでは、職人の手の動きが表情として残りやすくなります。ローラー仕上げでは、一定のパターンを出しながら均一感を整える必要があります。吹付では、材料の状態や距離、吹き方によって仕上がりが変わります。


こうした道具の使い分けは、経験を積みながら身につけていく技術です。最初からすべてを任されるわけではありませんが、現場で先輩の作業を見ながら、材料の扱い方や仕上げ方を覚えていきます。



・限られた工期の中で品質を整える段取り力

店舗やオフィスの内装工事では、工期が限られていることもあります。オープン日や引き渡し日が決まっている現場では、決められた期間の中で品質を確保する段取り力が必要です。


山梨県のワイナリーの現場では、店内壁や什器の仕上げ左官工事を行い、壁にはジョリパット水墨仕上げ、カウンターにはデコリエを使用しています。限られた工期の中で、要望に沿う仕上げを行った現場として紹介されています。


こうした現場では、仕上げの技術だけでなく、工程を理解し、周囲の作業と調整しながら進める力も求められます。


左官職人の仕事は、ただ手を動かすだけではありません。現場全体の流れを見ながら、自分の作業をどう進めるかを考えることも大切です。






■店舗・オフィス空間で広がるジョリパット仕上げの使い方

参考:東京都 オフィス 什器


ジョリパット仕上げは、使う場所や仕上げ方によって印象が大きく変わります。ここでは、ワイズファクトリーが関わった現場をもとに、店舗・オフィス空間での使い方を紹介します。



・オフィス什器に質感を加えるジョリパット仕上げ

オフィス空間では、壁面だけでなく、什器やプランターなどの細部も空間の印象をつくる要素になります。


ワイズファクトリーでは、東京都のオフィスでプランター什器にジョリパット仕上げを行っています。什器に左官仕上げを取り入れることで、空間に自然な質感を加え、オフィス全体の雰囲気に統一感を持たせることができます。


このような仕事では、大きな壁面を仕上げる技術とはまた違い、細部まで丁寧に整える力が求められます。オフィスで働く人が日常的に目にする場所だからこそ、仕上がりのきれいさや質感が大切になります。


左官職人にとっても、什器仕上げは空間づくりに関わっている実感を持ちやすい仕事です。外壁や住宅だけではなく、オフィス空間の一部を仕上げる仕事にも関われるため、技術の幅を広げる経験になります。



・店舗内装に落ち着きを出す漆喰調仕上げ

店舗内装では、壁の質感が空間の雰囲気を大きく左右します。


ワイズファクトリーでは、神奈川県の店舗内装でジョリパットによる漆喰調仕上げを行っています。漆喰調の仕上げは、落ち着いた印象ややわらかい雰囲気を出しやすく、飲食店や物販店など、空間の世界観を大切にしたい場所と相性の良い仕上げです。


店舗の壁は、来店したお客様の目に入りやすい場所です。仕上げの印象が、お店全体の雰囲気や居心地にもつながります。


そのため、左官職人には、ただきれいに塗るだけでなく、空間に合った表情をつくる意識が求められます。完成した後も多くの人の目に触れる場所に、自分の技術が残ることは、この仕事ならではの魅力です。



・ワイナリーの世界観を引き立てる壁面・什器仕上げ

山梨県のワイナリーでは、店内壁や什器の仕上げ左官工事を行っています。壁にはジョリパット水墨仕上げ、カウンターにはデコリエを使用し、空間全体の雰囲気に合わせた仕上げを行いました。


ワイナリーのように、ブランドイメージや滞在時の雰囲気が重視される空間では、壁やカウンターまわりの質感がその場所の印象を大きく左右します。仕上げ材の選び方や塗り方によって、落ち着き、上質感、特別感などを演出しやすくなります。


また、限られた工期の中で仕上げを行うには、職人同士の連携や段取りも重要です。求められる仕上がりに近づけるためには、材料の扱い方だけでなく、現場での判断力も必要になります。


こうした現場に関われることは、左官職人として経験を積むうえでも大きな魅力です。デザイン性の高い空間づくりに関わりながら、自分の技術を磨いていくことができます。


実際の仕上がりやご相談内容を見ながら検討したい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

店舗・オフィスのジョリパット仕上げを相談する




■ジョリパット仕上げを依頼する前に確認したいこと

ジョリパット仕上げを検討する際は、施工したい場所や求める雰囲気を事前に整理しておくことが大切です。


同じジョリパットでも、色、パターン、施工方法によって印象は大きく変わります。

店舗であれば、照明、床材、カウンターまわり、什器との相性も考えながら仕上げを選ぶ必要があります。


特に確認しておきたいのは、どこに施工したいのか、どのような質感にしたいのか、内装全体のイメージに合っているかという点です。


壁面だけに使うのか、什器やカウンターまわりにも使うのかによって、仕上げ方や工期も変わります。店舗やオフィスでは、営業開始日や引き渡し日が決まっていることも多いため、工期に合わせた段取りも重要です。


また、ジョリパットには外部向け、内部向け、機能性を持たせた製品などさまざまな種類があります。耐候性、防藻・防カビ性、汚れにくさなどの性能が示されている製品もありますが、使用場所や環境によって適した材料は変わります。


仕上がりのイメージが明確でない場合でも、施工例や素材の見本を見ながら相談することで、空間に合った仕上げを検討しやすくなります。




■ワイズファクトリーが手がける仕上げ左官の仕事

ワイズファクトリーでは、店舗内装やオフィス什器、店内壁、カウンターまわりなど、さまざまな場所で仕上げ左官工事を行っています。


ジョリパットやデコリエなど、仕上げ材ごとの特徴を活かしながら、空間に合った質感をつくることが私たちの仕事です。


施工をご検討中の方にとっては、店舗やオフィスの印象づくりを相談できる左官会社として、仕上げ材の選定や施工場所に応じたご提案ができます。


また、左官の仕事に興味がある方にとっては、住宅や外壁だけでなく、店舗、オフィス、什器、カウンターまわりなど幅広い現場に関われる環境があります。


左官は、完成したときに自分の仕事が目に見える形で残る仕事です。壁の質感、什器の表情、店舗の雰囲気など、自分の手で仕上げたものが空間の一部になります。


最初から難しい仕上げを一人で任されるわけではありません。養生、材料の準備、下地処理、先輩職人の補助など、基本的な作業から少しずつ覚えていきます。経験を重ねることで、コテの使い方や模様の出し方、現場ごとの仕上げ方を身につけていくことができます。


手に職をつけたい方、ものづくりが好きな方、空間づくりに関わる仕事がしたい方にとって、左官は長く技術を磨いていける仕事です。


ワイズファクトリーの仕事や働き方に興味がある方は、採用情報もあわせてご覧ください。

ワイズファクトリーの採用情報を見る




■まとめ

ジョリパットは、店舗やオフィスの印象づくりにも活用できる塗り壁材です。


色やパターンの自由度が高く、コテ、ローラー、吹付などの施工方法によって、空間に合わせた質感を表現できます。壁面だけでなく、什器やカウンターまわりにも活用できるため、店舗内装やオフィス空間の雰囲気づくりにも適しています。


一方で、その仕上がりを支えているのは左官職人の技術です。下地を見極め、材料を扱い、道具を使い分け、限られた工期の中で品質を整える。そうした現場での判断と手仕事によって、空間の表情はつくられます。


ワイズファクトリーでは、ジョリパット仕上げをはじめ、店舗内装、オフィス什器、店内壁、カウンターまわりなど、幅広い仕上げ左官工事に対応しています。


店舗・オフィスの内装に左官仕上げを取り入れたい方は、空間のイメージや施工場所についてお気軽にご相談ください。


また、左官の仕事に興味がある方は、こうした空間づくりに関わる仕事を通じて、職人としての技術を少しずつ身につけていくことができます。




■未経験から左官職人になれるワイズファクトリーとは?


株式会社ワイズファクトリーは、東京都調布市を拠点に、一般左官から特殊左官まで幅広く手がけている会社です。土壁・漆喰・珪藻土・洗出し・版築といった伝統左官から、モールテックスのような意匠性の高い仕上げまで対応しており、戸建て住宅からお寺、店舗まで対応物件が広いのが特徴です。


未経験からの採用にも力を入れており、代表自身が東京都認定の職業訓練校「東左育」の現役講師を務めています。仕上げ未経験の状態から全国左官技能競技大会3位へ導いた指導実績もあり、「見て盗め」ではなく体系的に基礎から学べる環境が整っているのも弊社の魅力です。通学期間中も給与は全額支給されるため、学びながら着実にプロへの土台を築けます。


左官の仕事に興味はあるけれど、まだ知識が曖昧で不安、という段階でもまったく問題ありません。「やってみたいかも」と思えたら、まずは仕事の雰囲気やキャリアの流れを知るところから始めてみてください。ちょっとした疑問だけのご相談も大歓迎です。


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