【従業員インタビュー③】「信頼を自分の鏝で」――業歴20年の経験で磨き上げた平良直人さんの技術と信念

平良直人さんは、業歴20年以上のベテラン職人として、日々現場で技術を磨き続けています。「信頼される職人になること」を信念に掲げ、後輩たちの手本となれるような存在を目指している平良さん。今回は、職場の雰囲気や日々の仕事で感じるやりがい、そしてこれまでの経験についてお話を伺いました。未経験者でも安心して挑戦できる環境や、職人としての技術力を育む同社の魅力を存分に語っていただきました。



プロフィール

名前:平良直人(たいら なおと)さん

年齢:42歳

左官を始めた年齢:20歳

前職:左官職人




インタビュワー:平良さん、本日はお時間いただきありがとうございます。左官一筋でキャリアを積んでこられた経緯や、今の会社での働き方など、ぜひお聞かせください!


平良さん:はい、よろしくお願いします!




【会社の文化・雰囲気について】


Q:まず職場の雰囲気や文化についてですが、誰かに伝えたい魅力がありましたら教えてください。


平良さん:うちの会社は向上心と協調性が強く、お互いに助け合いながら目標に向かって頑張れる環境です。一人ひとりが前向きなので、自然とやる気も引き出されます。また、左官の仕事は奥が深いぶん多様なスキルが必要ですが、その分やりがいも大きいので、ぜひ実際に技術を見て、その魅力を感じてほしいですね。特に、『下地から仕上げまでを一人でこなせる』という点は大きな魅力で、技術の幅が広い仕事だということを誇りに思っています。



Q:助け合いの精神が根付いているのは素晴らしいですね!では、代表の考え方で印象に残っていることはありますか?


平良さん:代表は、お客中心の考えを尊重しつつ、プロ目線の提案や施工ができる事が大切と言っていて、そこはずっと一貫しています。また、ユーモアもあるので、現場でも緊張感と和やかさのバランス感覚が素晴らしいなと思いますね。




【社員・人間関係について】


Q:入社前と後で感じたギャップについて教えてください。


平良さん:想像以上にいろいろな仕事を任されるので、覚えるのが大変だったことが今でも記憶に残っています。ただ、その分学べることが多くて、成長を実感していますね。



Q:なるほど、覚えることが多い分、成長のチャンスも大きいというわけですね。では、入社して最初に『すごい!』と思った会社や先輩の話を教えてください。


平良さん:入社して間もない頃、突貫工事の現場で先輩たちが見事に現場を綺麗に納めたのを見て驚きました。速さだけでなく丁寧さもあり、プロの技術を目の当たりにした瞬間でしたね。



Q:スピードと丁寧さを両立させるのはまさにプロの技術ですね。そうした環境で働く中で、これまでの仕事の中で先輩や同僚から言われて特に嬉しかった言葉はありますか?


平良さん:『ありがとう』の一言が一番嬉しいですね。何か困っている人を手伝ったときや、現場での作業がスムーズに進んだときに言われると、頑張って良かったと思います。



Q:やはり感謝の気持ちを伝え合う職場は居心地もいいですよね。ちなみに、職場のムードメーカー的な方や、趣味に熱い方はいらっしゃいますか?


平良さん:代表がムードメーカーの役割ですね。(笑)ユーモアのある方なので、場を和ませてくれる存在です。趣味に熱い方は飯島さんですね。普段から趣味を楽しんでいる話を聞くと、仕事とプライベートのバランスが上手だなと思います。



Q:素敵なメンバーに囲まれてこちらも良い刺激を受けそうですね。平良さんより若い世代の方たちはどのように活躍されていますか?


平良さん:みんな速く、丁寧に作業ができるように頑張っています。それぞれが課題を持ちながら一生懸命取り組む姿勢を見ると、自分も頑張らなきゃと思いますね。



Q:向上心ある若い世代がいると良い影響を受けますよね。ちなみに、どんな後輩が来たら嬉しいと感じますか?


平良さん:色々気がつく人が来てくれると嬉しいですね。周りをよく見て行動できる人だと、現場でもスムーズに動けると思います。




【同業種で転職した理由について】


Q:左官を始めたのは何歳からですか?


平良さん:20歳からですね。高卒でそのまま社会に出て、知り合いに誘われて特に理由もないまま始めたんです。



Q:なるほど、偶然のきっかけから左官の世界に飛び込んだんですね。左官を始めた頃、一番つらかったことは何でしょうか?


平良さん:何もわからない状態で体力勝負という面もあり、最初は本当にきつかったです。失敗も多かったですね。



Q:やはり最初は苦労も多いですよね。ちなみに、ワイズファクトリーに入社されるまで何社ほど経験されましたか?


平良さん:3社ですね。主に野丁場現場で補修や薄塗りばかりやっていたので、もっと幅を広げたいと考えていました。



Q:複数の会社を経験してこられたんですね。そのうえで転職を考えたきっかけや、ワイズファクトリーに興味を持った理由を教えてください。


平良さん:ワイズファクトリーにいた人と仲良くなって、その人柄に惹かれたのが大きかったですね。職場の雰囲気を聞いているうちに『ここでなら挑戦してみたい』と思いましたし、職人としてスキルを学びたいという気持ちもありました。それに、他の会社ではやっていないような仕事を行っていることも大きな魅力だったんです。今の会社ではさまざまな仕事に挑戦できるので、学びが多いのがうれしいですね。




【仕事に対する向き合い方について】


Q:具体的に学びたかったスキルはどのようなものでしょうか?


平良さん:住宅の塗りや昔ながらの日本の伝統的な左官工法など、本格的なモルタルの仕上げも含めて幅広い技術を身につけたいと思ったんです。ずっと補修や薄塗ばかりやってきたので、住宅や伝統的な左官にも挑戦したくて。ワイズファクトリーにはそういう現場が多いと聞き、興味がわきました。



Q:なるほど、幅広い技術を身に付けたいという向上心があったのですね。入社してからご自身が成長したと感じる部分はどんなところですか?


平良さん:施工の質を気にするようになったことです。質の良い工事はお客様の喜びにも繋がりますし、結果的に会社のイメージにも影響しますから。



Q:お客様の反応はモチベーションにもなりますね。「施工の質を気にするようになった」とお答えいただきましたが、そう思ったきっかけは何だったのでしょうか?


平良さん:前は薄塗が中心で、とにかく「塗れればいい」という感じでした。ワイズファクトリーに入社してからモルタルの付着力を高める下処理とか、つけしろがある部分の工夫、施工後の養生の大切さなどを知るうちに、「仕上がりを長持ちさせる」意識が自然と芽生えたんです。



Q:確かに、その意識があるかないかで仕上がりが全く違ってきそうです。質を上げるために学んだことや、意識したことを教えてください。


平良さん:齋藤代表に塗り方や材料選定まで細かく教えてもらいました。塗る順番ひとつでも仕上がりが変わるので、「なぜこうなるのか」を理解することを意識しましたね。




【今後のキャリア、ワイズファクトリーの魅力について】



Q:会社全体としての目標や、平良さん自身の目標、信念についても聞かせてください。


平良さん:先輩たちの技術をもっと吸収して、より力になれる存在になりたいです。そして後輩たちにも教えられるような職人になりたいですね。これからも日々腕を磨き続けます。会社としては左官全般のスキルを幅広く習得できる環境を提供することを目標にしていますし、個人的には、どこに行っても重宝される職人になれるよう努力を続けたいです。そのうえで大事なのは、やっぱり『信頼されるようになること』ですね。どんな仕事でも、信頼があってこそ次につながると思っています。



Q:どこに行っても重宝される職人、素晴らしい目標ですね。では、同じように「新しい技術を学びたい」と考えている方に、ワイズファクトリーをオススメするならどんな点でしょうか?


平良さん:齋藤代表の施工を間近で見られるのが何よりの魅力です。職人としての経験値が高い人の技術を、実際に現場で見て学べるのは本当に大きいと思います。



Q:代表の方から直接教わることができるというのは、技術を磨くうえで大きな安心材料だと思います。では、最後に改めて『ワイズファクトリーのこれだけは知ってほしい!』と思うポイントがあれば教えてください!


平良さん:仕事に関してはシビアで厳しい部分もありますが、本当に優しい人たちばかりです。技術だけでなく、どうすればうまくできるのかを丁寧に教える環境ができているので、失敗を恐れず挑戦できる職場だと思います。



インタビュワー:平良さんが大切にしている『信頼される職人』という信念や、現場での具体的なスキルアップの取り組み方がとても印象的でした。ぜひ多くの方がこのインタビューを参考にして、新たな一歩を踏み出していただければと思います。本日は本当にありがとうございました!




まとめ

平良直人さんのインタビューからは、職人としての成長を追求しながらも、周囲との協力を大切にする姿勢が伝わってきました。「信頼される職人になりたい」という信念は、これまでの経験と努力があってこその言葉。先輩たちから学び、次世代を支える職人へと成長していく平良さんの姿は、多くの人にとって励みとなるはずです。これからも平良さんの挑戦が続き、後輩たちの道しるべとなることでしょう。




関連記事

【従業員インタビュー①】「続けることで技術は磨かれる」――未経験から始めた親松恭平さんの左官職人としての誇りと挑戦


【従業員インタビュー②】「仕上げを自分の手で」――入社1年目の石川友生さんが語る「ワイズファクトリー」の魅力


【代表インタビュー①】「自分が経営者だったら、働く子たちに給料をしっかりフィードバックしたい」代表取締役齋藤が想う左官工事の魅力とは


【代表インタビュー②】「左官って自由。到達点がないから、常に先を追い求めることができる。」代表取締役齋藤が考える左官の可能性と未来とは?


左官はやめとけ?リアルな左官職人の本音を大暴露





未経験から左官職人になれるワイズファクトリーとは?

株式会社ワイズファクトリーは、全国で一般的な左官から特殊な左官まで幅広く対応し、未経験から多くの左官職人を育てている会社です。現在、左官職人として一緒に働いてくれる仲間を大募集しています。



研修は、一人前の左官職人を育てるために考え抜かれたものであり、技術を磨くために必要不可欠な内容を組み込んでおります。左官の仕事は、日々の努力や探求が欠かせないため、弊社では「躍進し続ける」をテーマに技術を磨き続けております。勤務時間の他に、昼食と午前・午後で計2時間の休憩があり、1日7時間労働です。基本的に土日休みであるのに加え、GWやお盆、年末年始の休みも気兼ねなく取れるので、家族との時間をしっかり確保できます。年3 回の賞与もあり、安心して働ける環境です。経験者の方は給与にしっかり反映しますので、これまでの経験をお伝えください。



左官の仕事に興味がある方・手に職をつけたい方は、ぜひ弊社へお気軽にご連絡ください。左官という伝統技術を継承しながらセンスを磨き、お客様の理想を一緒にかなえていきましょう。



求人情報はこちら