【従業員インタビュー】「仕上がりを支えるのは、下地と気配り」――入社12年目の平良直人さんが語る職人としての学び

皆さんこんにちは。

東京都三鷹市・調布市を拠点に、一般左官から特殊左官まで幅広く手掛けている株式会社ワイズファクトリーです。


今回は、入社12年目の平良直人さんに現在の仕事や職人として大切にしている考え方を聞きました。現在はマンションや戸建ての塗装下地・タイル下地・床下地から、さまざまな左官仕上げまで担当しています。


ワイズファクトリーへ入社した時点で、左官歴はすでに10年。それでも今まで経験したことのない仕事に触れるなかで、改めて気づいたことがありました。それが仕上がりを支える下地の大切さです。


また先輩から言われた「仕事や技術力も大事だけど、まずは人や物事に気を使えるようになれ」という言葉も平良さんの中に残っています。


今回は現在担当している仕事や下地への考え方について伺いました。初めて内外部の仕上げまで携わった逗子の現場や、これから一緒に働く人へ伝えたいことも聞いています。



・プロフィール

名前:平良直人(たいら なおと)さん

入社年数:12年目

役職・担当:左官工

入社時の左官経験:約10年

現在担当している工事:マンション・戸建ての塗装下地・タイル下地・床下地・各種左官仕上げ


前回のインタビューはこちら!

【従業員インタビュー】「信頼を自分の鏝で」――業歴20年の経験で磨き上げた平良直人さんの技術と信念




・インタビュワー:平良さん、本日はありがとうございます。前回は「信頼される職人」という仕事への向き合い方を中心に伺いました。今回は今担当している仕事や、働くなかで改めて感じていることについて聞かせてください。


平良さん:はい、よろしくお願いします。



■ 下地から仕上げまで担う、入社12年目の現在



Q:まず、今はどのような仕事を担当していますか?


今はマンションや戸建ての塗装下地・タイル下地・床下地を担当しています。各種左官仕上げも行っています。


塗装やタイルを施工する前の下地もやりますし、最後に見える仕上げをやることもあります。現場ごとに任される仕事が違うので、そのときに必要な作業を見ながら進めています。



Q:下地から仕上げまで、かなり幅広く担当しているんですね。入社した時点では左官を何年くらい経験していましたか?


入社した時点で、左官歴は10年くらいでした。


10年やっていても、会社が変わると扱う仕事も変わります。左官といっても本当にいろいろな仕事があるので、ワイズファクトリーで初めて経験する工事もありました。


経験があるから全部できるわけではありません。入社してから新しく覚えたことも多いですね。



・Q:10年の経験があっても、まだ知らない仕事があったんですね。ワイズファクトリーへ入社したきっかけは何でしたか?


もともとワイズファクトリーで働いていた職人さんと知り合いだったことがきっかけです。


その人から会社の話を聞いて、自分が今までやったことのない仕事をしていると知ったことがきっかけで、自分もやってみたいと思ったんです。


経験したことのない仕事を覚えられそうだったことが、入社に興味を持った理由ですね。



・Q:知らない仕事に挑戦できることが、入社の決め手になったんですね。入社前に不安だったことはありましたか?


特に不安はありませんでした。

知っている職人さんがいたこともあります。それまで左官の仕事を続けてきたので、不安よりも新しい仕事をやってみたいという気持ちの方が強かったと思います。



・Q:不安よりも、新しいことを覚えたいという気持ちが大きかったんですね。実際に働いてみて職場の雰囲気はどうですか?


現場の話もしますし、普通の世間話も多いですね!

ずっと仕事の話だけをしているわけではありません。普段は世間話もしますし、現場で確認したいことがあれば仕事の話もします。


仕事と関係のない話もできるので、そこまで堅い雰囲気ではないと思います。




■ 技術の前に、人や物事へ気を配る



Q:仕事の話だけでなく、普段の会話も自然にできる職場なんですね。先輩から言われたことで今も覚えている言葉はありますか?


先輩から言われた「仕事や技術力も大事だけど、まずは人や物事に気を使えるようになれ」という言葉ですね。これは今も印象に残っています。


左官職人なので、技術が大事なのは当たり前です。ただ現場は自分一人で動いているわけではなくて、当然ほかの職人さんもいますし、周りの作業を見ながら動く場面もあります。


自分の仕事だけを見ていたら、現場全体はうまく進みません。人や周りの状況に気を配ることも、職人には必要なんだと思います。



Q:技術だけでなく、周りを見て動くことも職人の仕事なんですね。平良さんは入社してからどのように仕事を覚えてきましたか?


先輩がやっていることを見て、分からないことがあれば聞く。

それを繰り返しながら覚えてきました。


見ているだけでは分からないことも多いので、実際に自分でもやってみます。それでうまくいかなければ、どこが違うのかを先輩に聞きます。


現場で先輩の仕事を見て、自分でもやってみる。分からないところは聞きながら、少しずつ覚えてきた感じですね。



Q:見て実際にやってみて、分からないところを聞く。その繰り返しで覚えてきたんですね。代表や先輩の仕事を見て特にすごいと思うのはどこですか?


速さと正確さですね。それから仕上がりのセンスもすごいと思います。


ただ速いだけではなくて、寸法や形もきちんと合っています。それでいて仕上がりも綺麗です。


丁寧にやろうとすると時間がかかりますし、急ぐと雑になりやすいんです。代表や先輩は速さと正確さを両方持っています。そこに仕上がりのセンスもあるので、すごいなと思います。




■ 綺麗な仕上がりは、良い下地から生まれる



Q:速さと正確さに加えて、最後の見せ方にも技術が表れるんですね。入社してから考え方が変わった部分はありますか?


仕上がりが大事なのはもちろんですが、下地が悪いと最終的な仕上がりも良くならないんだと実感しました。


表面だけ綺麗に塗ろうとしても、下地の寸法や通りが合っていなければうまく納まりません。最後に見えるのは仕上げですが、その前の下地でかなり変わるんです。


今は完成した表面だけではなく、見えなくなる下地の段階からきちんとつくることを意識しています。



Q:最後の仕上げだけでなく、その前の下地から仕事は始まっているんですね。ワイズファクトリーではどのようなことが学べると思いますか?


仕上げと下地では、気をつけるところが違うんです。ワイズファクトリーでは両方を経験できるので、それぞれ何を意識すればいいのか学べると思います。


下地では寸法や通りをきちんと合わせて、次の作業がしやすい状態をつくる必要があります。仕上げでは完成したときの見え方や、表面の綺麗さが大事になります。


両方を経験すると、下地が次の仕上げにどう影響するのかも分かるようになります。下地から仕上げまで、仕事のつながりを見られるようになると思います。



Q:下地と仕上げの両方を経験するからこそ、前後のつながりも分かるんですね。今も難しいと感じていることはありますか?


寸法や通りを合わせることですね。

決められた幅や高さに合わせたり、壁や床のラインをまっすぐに通したりする作業です。少しずれるだけでも、後の仕上がりに影響します。


これはまだ乗り越えられたとは思っていません。経験を重ねても難しい部分なので、今も現場ごとに意識しながらやっています。




■ 初めて内外部の仕上げまで担当した逗子の現場



・Q:経験を重ねた今も、寸法や通りの正確さには向き合い続けているんですね。これまでで特に印象に残っている現場はありますか?


逗子でやった現場ですね。

その現場では初めて、建物の内部と外部の仕上げまでやりました。下地だけではなく完成したときに見える部分まで担当したので、印象に残っています。


内外部の仕上げを経験したことで、下地から仕上げまで仕事がどうつながっているのかも分かりましたし、工程によって気をつけるところが違うことも、実際にやってみて感じましたね。



Q:初めて内外部の仕上げまで担当し、工程のつながりを実感した現場だったんですね。平良さんはどの施工を担当しましたか?


内部のジョリパット仕上げを担当しました。

ジョリパットは壁に模様や質感をつける、塗り壁材です。塗り方によって表情が変わるので、ただ材料を塗れば終わりという仕事ではありません。


完成したときにどう見えるのかを考えながら、仕上げる必要があるので、初めて内外部の仕上げまでやった現場だったので、今もよく覚えています。



Q:完成後の見え方まで考える仕事を経験できたんですね。ワイズファクトリーへ入社して良かったと感じることはありますか?


いろいろな現場を経験させてもらえることですね。

マンションや戸建てもありますし、下地も仕上げもあります。現場が変われば仕事内容も変わるので、そのたびに新しく覚えることがあります。


同じ仕事だけを続けるのではなく、やったことのない仕事も経験できます。いろいろな現場に入れることが、職人としてできることを増やしてくれていると思います。




■ そつなくこなせる職人を目指して



Q:さまざまな現場での経験が、できる仕事を増やしているんですね。これから入社する人にはどのような姿勢を持っていてほしいですか?


まずは自分から、積極的にコミュニケーションを取ってほしいです。

分からないことがあれば、そのままにせず聞いてほしいです。現場では周りの人と一緒に仕事をするので、普段から話をすることも大事だと思います。


仕事は先輩が教えてくれることも多いです。ただ全部教えてもらうのを待つのではなく、自分で調べて勉強することも必要です。


人に聞くことも大切です。自分で調べることも、同じように大切にしてほしいですね。



Q:教えてもらうのを待つだけでなく、自分から聞いたり調べたりすることが大切なんですね。平良さん自身は今後どのような職人になりたいですか?


そつなく仕事をこなせる職人になりたいです。

どの現場へ行っても、その場で求められている仕事にきちんと対応できる職人が理想ですね。


左官には下地も仕上げもあって、仕事の種類がたくさんあります。一つだけできるというより、何を任されてもある程度きちんと納められるようになりたいです。


寸法や通りなど、まだ難しいと感じている部分もあります。そこにも向き合いながら、できる仕事を増やしていきたいと思っています。



Q:何を任されても、きちんと現場を納められる職人を目指しているんですね。最後に応募を考えている方へメッセージをお願いします。


まずは左官という仕事に、興味を持ってもらえたら嬉しいです。

左官には下地から仕上げまで、いろいろな仕事があります。現場によって使う材料や、必要な技術も変わります。


長く続けていても難しいことはありますし、新しく覚えることもあります。分からないことは周りに聞いて、自分でも調べながら覚えていけばいいと思います。


左官に興味を持った方と、一緒に働けたら嬉しいです。



・インタビュワー:仕上がりだけでなく、その前の下地から丁寧につくることの大切さが伝わってきました。技術以前に周りへ気を配るという考え方も、とても印象的でした。難しい部分にも向き合いながら、何を任されても対応できる職人を目指す平良さんの姿勢が伝わるお話でした。本日はありがとうございました!


ありがとうございました!



■ まとめ


入社12年目の平良直人さんに、現在の仕事や下地への考え方についてお話を伺いました。印象に残っている逗子の現場や、これから入社する人に求める姿勢についても聞いています。


入社時点で約10年の左官経験があった平良さんですが、ワイズファクトリーで経験したことのない仕事にも触れてきました。そのなかで下地から仕上げまで、少しずつ仕事の幅を広げています。


今は完成した表面だけでなく、仕上がりを支える下地の寸法や通りにも意識を向けています。また「技術力よりも先に、人や物事に気を使えるようになること」という先輩の教えも大切にしています。


今後の目標は下地や仕上げを問わず、現場で必要な仕事をそつなくこなせる職人になることです。経験を重ねた今も難しいことに向き合い、学び続ける姿勢が伝わるインタビューとなりました。




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■ 未経験から左官職人になれるワイズファクトリーとは?

株式会社ワイズファクトリーでは一般左官から特殊左官まで、幅広い仕事を手掛けています。現在は一緒に働く、左官職人を募集しています。


現場では塗装下地・タイル下地・床下地から、各種左官仕上げまで経験できます。先輩の仕事を見て分からないことを聞き、自分でも調べながら技術を覚えていける職場です。


左官に興味がある方や、今までの経験を生かして仕事の幅を広げたい方はお気軽にご連絡ください。さまざまな現場を経験しながら、下地から仕上げまで対応できる職人を一緒に目指しましょう。


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